眠い母の毎日

元気な子供たちと眠い私の戦いの日々

耳の聞こえが悪くなった時の話

コロナ騒ぎが始まって1ヶ月くらいした頃、左耳の聞こえが悪くなった。




数日前から違和感があった。

低い耳鳴りがたまにあって詰まるような感じだったけれど、今までも時々そういう事があったので正直(またか)くらいに考えてた。


なかなか良くならなくて、だけどコロナによる外出自粛で子供もおり簡単に病院に行ける雰囲気でもなくて。


ほったらかしにして過ごしていたある日、昼頃に突然大きくて低い耳鳴りが始まった。

驚いたけど、すぐ良くなるかと思って放置してしまった。


しばらくしても変化なしで、耳鳴りがうるさくて周りの音が聞こえづらくなってしまい、そもそも耳にこんな事が起こるのが始めてでちょっと焦りはじめて、翌日の朝イチで病院へ行った。




耳の中、鼻の中をカメラで見てもらい、誰もがやったことのある耳の検査もやった。


すると、「明らかに左耳だけ低音を聞き取れていない」とのことだった。





病名は【ストレス性難聴】らしい。




ストレス性…と聞いて思い当たる節はありありのありで、疲れていることもわかっていたのでやっぱりか、でも良かった!というのが感想。


人生で初めての耳のマッサージ器をやった。(イヤホンみたいなものを耳の中へあてて、数分間振動して鼓膜をマッサージするものらしい)


耳の飲み薬と、元から悪い鼻の飲み薬&点鼻をもらって帰宅。


薬があるという安心感と、鼻が通る気持ちよさもあって三日ほどで症状は良くなったと思う。





一週間後、耳の検査のため再度病院へ行った。

検査結果は異常なし、無事低音も聞こえるようになっていた。


代わりに、色々な音がうるさく感じるようになった気がすると相談したけど「はぁ…」というお医者さんの反応にそれ以上何も言えず、とにかくストレス性難聴は完治ということで通院は終了した。





その後の耳だけど、やっぱり大きな音に敏感になってしまっているようで、例えば夫の大きなくしゃみ、子供の大声、大きな物音は耳の中に響いて痛い時がある。

これは関係ないのかなぁ、よくわからないけど。




ストレス性と聞いて、夫は「もっと周りに頼りなよ、俺に言って」と言ってくれるし、割りと協力的でありがたいなぁと思う。

義家族も親戚も皆優しくて本当に助けられているんだけど、こうなる前から既にたくさん甘えてきているんだよね。

だからこれ以上頼りすぎるのも悪い、迷惑をかけたくないという思いがある。


それに子供と家で過ごすこと、それって毎日だとすごく大変なことでそれは認めてほしいけど、子供たちのことが私の負担になっているわけじゃない。

と思いたい。



要するに子供たちのせいでストレス性難聴になったんじゃないと思いたいのよ。

子供をストレスと思う母になんてなりたくない。

というのは私の理想なんだけどね。




実際のストレスはそれだけじゃないんだ。もはや食事の用意もしたくないし、家事も布団の上げ下げ掃除に洗濯、毎日結構重労働だし。

ただ日々の生活のほとんどを占めるのは子供たちとの時間だから。





これまで生きてきて自分は結構メンタル的には強い方だと思って生きてきた。

けど私って意外と脆いのかしら。

それならそれで自覚して、自分の限界を知らないとまずいよね。


ただ、そこがまだわからないから夫には

「私がどうしても子供に優しくなれなかったり、料理が作れなくなったり、何かわからないけどいつもと違うサインが出てきたら教えてほしい」

とお願いした。




耳の異常から大袈裟な話になってしまったけど、世の中の頑張ってる人たちは気がつかずにストレス溜めてる事が多いと思うから、どうか無理しないでね。


健康って素晴らしい。